【リーダーに必要なもの】育成に欠かせないコーチングを身に付ける

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【リーダーに必要なもの】育成に欠かせないコーチングを身に付ける

こんにちは!
サラリーマンブロガーひでたにです!

先日コーチングに関するセミナーに参加してきたのでその中での大事なポイントを抑えるため、備忘も兼ねてメモしておきたいと思います!

一番重要な事は、コーチング相手との対話です。

会社、学校、コミュニティ、家庭内、様々なシーンがあると思います。

コーチングする立場にある方、これからコーチングをしなければならない方の参考になれば幸いです!

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コーチングについて

コーチの意味

まずコーチという言葉の意味ですが、

コーチ(英語: coach)とは、訓練・指導する人、家庭教師、監督などを意味する。

Wikipediaより引用

とあります。

元々はハンガリーのコチという四輪馬車に由来しており、「(人や荷物を)馬車で運ぶ」事から指導や指導員といった意味に派生したそうです。

高級ブランド”COACH”のロゴデザインも確かに四輪馬車と御者さんが描かれていますよね!

hidetani
hidetani

知らなかった!

コーチングとティーチングの違い

私はコーチングの専門家ではないのでここは簡単に。

ティーチングとコーチングは一見同義語のようにも思えますが、

◆ティーチング:答えを相手に教える、相手は教える側に依存する。

◆コーチング :相手の中にある答えを引き出し、資質に気付かせ、相手が主体的に行動するよう促す。

という違いがあります。

つまりコーチングとは、

単純に物事を教えるのではなく、対話をすることで相手の能力をうまく引き出してあげたり、やる気を出させたり、主体的に行動するための手助けをすること。

とも言えますね。

コーチングのやり方

コーチングの5ステップ

コーチングには5つのステップがあります。

  1. 目標の確認
  2. 現状の姿を分析する
  3. 目標とのギャップを明確化
  4. ギャップを埋める為の対策
  5. 対策の実行意志を確認

これらの①から⑤について5W2Hを網羅しながらお互いに話し合いを進めていくという営みになります!

繰り返しになりますが、コーチングで最も大事なのは相手に自発的に動いてもらうこと、気付いてもらう事です。

先に答えを言ったり提案し過ぎたりしないように心がけましょう!

相手のタイプに合わせたコーチング

以前、当ブログでヒトには大きく分けて3つのタイプがあると紹介しました。↓

人付合いが苦手!仕事で使える3つのコミュ力UP法を実例で分かりやすく説明するよ!
学生時代に読んだアンソニーロビンズの「一瞬で自分を変える法」。この中で紹介されている”ミラーリング”について、説明から実践方法まで、自身の経験を踏まえて書いてみました。

コーチングの際、相手のタイプを意識して一番伝わりやすいメッセージを発信すればより効率的なコーチングが可能となるはずです。

例えばコーチングする相手に「チームリーダーになる」という目標があったとします。

次に相手のタイプに合わせて下記のようなアプローチでコーチングしていきます。

<視覚タイプの場合>
(理想のリーダーや映像を見せて)『この状態に持っていくにはどうしたらいいと思う?』
<聴覚タイプの場合>
『君の理想のリーダーは普段どんな発言をしている?自分の発言との違いはどんなものがあるかな?』
<体感覚タイプの場合>
(現在のリーダーの動作を自分でやってみせながら)『こういう動きをできるようにするにはどうしたらいいと思う?』

(参考例が下手くそで申し訳ない …)

タイプに合わせた動きというのはコーチングだけではなく、コミュニケーションの観点でも非常に効果的です!



実際にコーチングしてみた!

コーチングする側とされる側を体験!

セミナーの中でコーチングする側、される側を交互に実践する機会がありましたのでその時の内容も。

まずはコーチングをする側です。

相手のAさんの目標は、

「最近購入したマイホームの庭に自慢できるような花壇を作り友人を招く」

でした。

そこから私が、

「現状どうなっていますか?」
「実現のためにどんな花、また土を買いますか?」
「どこで買いますか?」
「自慢できるような花はどんな花ですか?」
「予算はいくらですか?」
「いつまでにそれを実現しますか?」

と、5W2Hを意識しながらコーチングを進めることで

「今週中に花と土を選定、来週末コーナンで購入し、2ヶ月後に友人を招待する」

という具体的な方向性を導き出すことができました!
(途中で住宅ローンの話とかもしてましたが。笑)

次に逆の立場、コーチングされる側です。

私は「いつでも転職できるようにしておきたい」という目標があったのですが、相手から上記のようなコーチングを受け、

「今日から参考書を使って寝る前に1時間勉強し、3ヶ月後に某IT系スキルの資格を取得する!」

という具体的な目標に導かれました。

実践した上で感じた点、工夫した点

実際にコーチングを受けてみて感じた事としては、今まではボンヤリとしか考えていなかった目標がかなり明確になり、自分でも気付いていなかったような発見があったことです。

hidetani
hidetani

資格取得なんて考えていなかった。。

また、コーチングは相手との対話が一番重要なので相手が話したことに対して「それはいいね」とか「分かるよ」と耳を傾けることで気持ちよく話してもらうことに重点を置くよう努めました。

相手が話してくれないとコーチングも何もないですからね。

可能であれば、相手のやる気が出るポイントを事前に把握しておくことでより効果的なコーチングができるのでは感じました。

今回はセミナーの参加者相手でしたが、会社では後輩や部下それぞれの特徴を見て、やる気の出るポイントを探りながらコーチングしたいと思います!

いわゆる「やる気スイッチを押す!」ってやつですね笑



さいごに

コーチングの注意点

今回コーチングをされる側になった時の気づきが一点あります。

それは、

「追い詰められている!」と感じたことです。

やる事が明確になるにつれ、逃げ道を封じられるというか、目標達成できなかったら …と感じる側面も少なからずありました!

なのでコーチングを突き詰めるように行うのは悪影響になりかねないので注意が必要です。

逃げ道を作ってあげつつ、個々人の個性に合わせたコーチングを心がけることが大事、かつ効果的だと感じました。

まとめ

ではまとめます!

コーチングは…

・答えを教えるのではなく相手との対話で目標を明確にし、自発的な行動を促す
・5W2Hで対話し、やる事を具体化、新たな気づきを得てもらう
・相手のタイプに合わせたコーチングをする事でより効果的になる
・コーチングを突き詰めると相手は追い込まれていると感じるのでやりすぎに注意!

上記を頭に入れつつコーチングを進めていきましょう!

私もまだまだ未熟なコーチですが、少しずつ実践して最高のコーチを目指そうと思います!

以上、ひでたにでした☆

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